こんにちわ、めぐさんです。毎日ブログを更新しています。
何かの資格試験を受けたいと思ったとき、参考書よりも過去問題集のほうが充実していることってありますよね。
Amazonで検索すると、過去問題集のレビュー評価が高くてトップに出てくるため、参考書が下のほうに並んでいたりする。
こんな疑問を持ったことはありませんか?
参考書を求めている時に、過去問題集ばかり見つかってもストレスになりますよね。
それにはちゃんとした理由があります。
この記事では、なぜ参考書より問題集が人気なのかを解説していきます。
目次
過去問題集が参考書よりも人気の理由

過去問題集のほうが参考書よりも効率的に勉強できるからです。
目標は『資格試験に合格する』ことです。
目標を達成するには、なるべく時間をかけずに、効率よく物事を進める必要があります。
その点において、参考書を全て読むには時間がかかり、さほど重要でない知識も網羅しているので非効率的です。
過去問題集から勉強を始めることで、効率を驚く程上げることができます。
次の項目で、過去問題集と参考書、どちらから先に勉強するべきかを詳しく見ていきましょう。
過去問題集から勉強するのは正解?不正解?
あなたがもし、何かの資格を取りたくなったとします。
当然、資格試験があるので、試験にむけて勉強をすることになりますよね。
では、参考書と過去問題集、どちらから勉強するのが正解なのか見ていきましょう。
参考書から勉強する場合

参考書を読むことで、試験範囲の全体を学ぶことができます。
しかし、試験範囲全体を学ぶのですから、とてつもない時間がかかってしまいます。
あなたの目標は『資格試験に合格すること』です。
もちろん、資格に関する知識を100%吸収することは大切です。ただし、実際に使う知識はそれほど多くありません。それ以前の問題として、100%暗記しようとしても人間の脳は忘れてしまいがちなのです。
ここでもう一度考えてみてください。
本当に1から10までの知識を覚える必要があるのでしょうか?
あなたの時間は限られています。
『資格試験に合格すること』が目標である場合、膨大な時間をかけることは非効率的であるので、不正解といえます。
目標は早めに達成して、次の目標へうつるべきです。
あなたがもし時間を持て余しているなら、じっくり勉強するためにも参考書を熟読すべきでしょう。
ただし、あなたの貴重な時間を多く失うことになります。
過去問題集から勉強する場合

参考書を買わずに過去問題集を購入して取り組む。
初めての人は抵抗があるでしょう。
しかし、過去問題集には解説がついているものもあります。
多くの場合は何も知らなくとも、ある程度は理解できるようになっているものです。
過去問題集はテストの答えそのものです。
もっと言い方を変えれば、ちょっと書き込みすぎた模範解答用紙のようなもの。
参考書は教科書といえるでしょう。
さて、あなたは資格試験を受けるにあたり、教科書と模範答案用紙、どちらを見たいと思いますか?
『資格試験に合格すること』を目標とした場合の取り組み方としては、過去問題集を最初に学ぶのが正解だと言えます。
時間をかけて100%学ぶよりも、必要な部分だけを効率よく学ぶ。そのほうが、短時間で学べて記憶にも定着しやすいからです。
ましてや、実際に試験に出る内容が記載されている過去問題集。
資格試験の答えだらけです。
記憶に残らないわけがないですよね。
これでも「ちょっとまだ納得できないな」と思う人のために、過去問題集から勉強する場合のメリットをご紹介します。
過去問題集から勉強する場合のメリット

過去問題集を先に勉強し終わってから、参考書を見ます。
すると、参考書にかかれている内容のなかでも、重要な部分が浮き上がって見えるはずです。
過去問題集は試験に出やすい、重要な問題ほどたくさん掲載されています。
重要な問題を何度も解いていくうえで、何度もでてくる単語は記憶に残りやすい。
おかげで参考書を見たときに、どこが重要なポイントが一目瞭然になるというわけです。
これは多読術にも言えることですよね。
何も知らないで参考書を見ていく場合と、過去問題集を終えてから参考書を見ていく場合では、効率が全く違うのです。
まとめ:過去問題集が参考書よりも人気の理由
ここまでお話した通り、過去問題集から取り組んだほうが『資格試験に合格する』という目標を効率的に達成することができます。だから過去問題集が人気なのです。
人には平等に24時間与えられています。
競争社会である以上、その24時間をなるべく有効活用できる人間がTOPに上がっていくことになります。
どのような場合でも、なるべく効率的な勉強法を考えてみましょう。
・過去問題集から勉強したほうが効率的
・参考書は時間がかかる