こんにちわ、めぐさんです。毎日ブログを更新しています。
パワーハラスメント。
辛いですよね。
ほんの少しのミスをしたときや、時には理不尽に怒鳴り散らされる。
職場によっては殴ってきたり蹴ってきたり、物で殴ったり、物を投げつけてくる上司もいます。
実際にやっている現場を見ましたし、今までの職場でわたしがやられたこともあります。
そんなことをしてくる上司がいるせいで、仕事は嫌じゃないのに職場に行くのが憂鬱になり、やがて精神的に追い詰められて辞めてしまう。
今のわたしの職場にも問題になるほどの上司が一人いて、その人はもう既に間接的にも直接的にも、わたしが見た中で7人を退職に追いやっています。
でも、その人はパワハラをするとき隠れてやります。職場の偉い人に気に入られていることもあって、罰を受けることはまずないでしょう。
主に都心で10以上の職場を経験して、いろんな上司や後輩を見てきました。
忙しい職場であればあるほど、どうしてもパワハラを受けてしまう人が出てきてしまいます。
経験から仕事が遅い人がパワハラを受ける理由と解決法について紹介していきますので、参考にしてください。
「この上司は危ないと分かっている」
だからといってその場で庇えるわけではなく、知らないところでパワハラを受けて職場を辞めていってしまう人を沢山見てきました。
その悔しさがあってこの記事を書いています。
少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
目次
仕事が遅い人の理由①仕事は一つ一つ丁寧にやりたい人
丁寧すぎるが故に仕事が遅くなってしまう人。
仕事は早い方がいい!という人もいます。
しかし仕事を早く片付けるには、何かを切り捨てる必要があります。さらにスピード重視で仕事をすると、どうしてもミスやもれが出てきてしまいます。
確実に仕事を片付ける人はミスが非常に少なく、重要な仕事を任せても安心できる。信頼されるタイプです。
このタイプの人は普通、周りからも好感を持たれます。仕事を丁寧にやるのはいいことです。褒められてしかるべきです。
しかし、ほとんどの職場で主に評価されるのは仕事が丁寧で早い人です。
パワハラをする上司は人の悪いところに目が行きやすいです。
たとえ仕事が丁寧であると知っていても、のんびりやっているように見えてしまうのか「早くしろよ!」とか「おまえ使えないな」と言ったり怒鳴ったりします。
自分は大丈夫だよ!と思った方。果たして本当にそうでしょうか。言わないまでも、パワハラ上司が疎ましく思っている人に対する態度には、パワハラの兆候が必ずあるものです。特に態度を観察して不穏な兆候がなければ大丈夫でしょう。逆に何かに危険を感じたなら用心するべきです。
不安にさせてすみません。
しかしこうやって警告するのは、自分は大丈夫だと信じて危険な上司に近づき潰された後輩を知っているからです。
解決方法|仕事が丁寧なのに遅いと怒られないために
普通の職場であればまずパワハラを受けることはないと思います。
しかし、万が一にも標的にされてしまった場合の対処方法です。
仕事のスピードを上げましょう。
「だからそれができないんだって」
と思うかもしれません。
しかし、このタイプの人が仕事のスピードを上げるのは、さほど難しいことではありません。
丁寧に仕事をするが故に、1~10まで仕事を理解していることが多いからです。正直スピードにこだわってミスが多い人間より優秀と言えます。
1~10までの手順で削っても問題ない部分が必ずあります。
また、効率を考えてみましょう。同時に片付けてしまえる仕事が絶対にあります。効率的な方法が分からなければ、仕事の早い人がどうやって仕事をしているか観察してみましょう。
仕事が早くミスもなければ、多くの上司に大切にされるようになります。これはパワハラ上司にも言えます。
パワハラをする理由の多くは『仕事で自分に迷惑がかかるのが嫌だから』です。
ミスがない、仕事が早い、こいつは自分に迷惑をかけない奴だ。
こう思わせるだけでパワハラをゼロにすることができます。
実際、自分も今の職場で危険に晒されず、のんびり仕事ができている理由は、パワハラ上司にこう思わせていることにあります。
解決方法|既に標的にされてしまっていて辛い場合
「仕事を辞めて転職しよう………」
というのはまだ早いです、ちょっと待ってください。
まわりの人に相談しましたか?
パワハラ上司よりも立場が上の人に相談しましたか?
転職するのは簡単ですが、次も同じような上司にめぐり合うかもしれません。そしたらまた転職の繰り返しになります。
辛いのはわかります。
だからこそ、職場の仲間を頼ってください。
わたしは文章を通してしかアドバイスができないので、身近にいる仲間に相談してください。
どうせ辞めてしまいたいと思っているなら、勇気をもって立ち向かってみましょう。辞めるのはそれからでも遅くはありません。
仲間に守ってもらう、パワハラ上司より上の立場の人に睨みを利かせてもらうこともできます。
また、一番効果的なのはパワハラ上司と話し合うことです。
一度パワハラを受けてしまうと、今後その人が丸くなったとしても「また理不尽に怒られる」など根拠のない不安に襲われます。
人間も動物ですから、生存本能として悪い方向に物事を想像するようにできています。
パワハラ上司と話すなどの関わりが無い場合、自分の想像の中だけで悪い方向に考え続けることで、ストレスになるケースが多いです。
わたしは以前の職場で一番問題になっていたパワハラ上司と2時間もの間マンツーマンで話をしたことで変に気に入られ、飲みに行くようにもなりました。
パワハラ上司の仕事に対する考え方や目的、なぜ怒ったのか、家庭についてや失敗談など色々なことを知ることで、多少はお互いに歩み寄ることができました。
その効果は「これがあったから仕事を続けられた」と言えるほど大きいです。
これは本当に難しいことですが、できればあなたも一度、誰かと一緒でもいいのでパワハラ上司と話しあってみてください。
もしそれでも解決しない、既にそんな精神的余裕がないほど追い詰められているならば、もはやその職場にいる意味はありません。
残念ですが転職をしてください。
ただし、あなたがいなくなることで寂しく思う人がいるということを知っておいてください。
仕事が遅い人の理由②非常に疲れている人
これは会社員に多いです。
ストレス社会ストレス社会と言われますが、職場によっては信じられない労働環境に置かれることもあります。
例えばわたしの経験から言うと、工事現場で働いていたときには日勤と夜勤が同じ日にありました。朝8:00~夜17:00まで仕事して夜23:00~朝4:00まで仕事。2時間ほど睡眠してまた朝8:00から夜17:00まで。
危険作業の伴う肉体労働ですよ?フラフラになります。
デスクワークでは詰め込みすぎたタスクで朝8:00~夜23:00まで仕事、帰って本社の仕事を朝3:00まで、3時間寝たら出勤というサイクルを週6日。
友人は連続出勤50日という記録を達成したそうです。
現代社会では泊まり込みで仕事をすることも珍しくありません。
そこまで酷くなくとも、日々の業務や残業で疲れきってしまう人もいるでしょう。
こんな状態で仕事の効率が上がるわけがありません。疲れているし眠いです。体に違和感が出ている人もいるでしょう。
しかし、ただでさえ終わらない仕事を前に人のことを気遣える上司はそうはいません。特にそれがパワハラ上司の場合はどんなことをしてくるのか想像したくもない。
工事現場では同僚がハンマーで頭を殴られてました。
解決方法|疲れきっていて仕事が遅い!から抜け出す
この問題の原因は労働環境というよりも仕事そのものにあります。
会社が請け負う仕事自体、労働者に対して辛い条件になっていませんか?
この場合は転職をオススメしています。
どんなに頑張っても会社が取ってくる仕事は選べないからです。
「自分なら頑張って仕事早くできるようになるから大丈夫」
と思っている人は身近な上司を見てください。あなたより何年も同じ仕事をしている人たちです。将来この人たちと同じくらいのレベルになって、果たして今の環境から抜け出せるかを考えてください。
無駄に人生を食いつぶさないためにも、転職をすすめているんです。
もしあなたが1年でも2年でもキャリアを積んでいれば、今よりいい職場が必ずあります。意外に思えるほど高い確率で待遇や給与が上がります。
実体験であり事実です。
一つの場所で長く勤めていると、まるでその職場が自分の全てであるかのように錯覚するんですよね。
「生活があるから嫌でも辞められない」といった意見が典型的ではないでしょうか。
わたしはブラック企業に努めた経験があるので精神的な辛さは知っているつもりです。
転職サイトに登録して案件を見たときに、世界が広がる感覚に救われた覚えがあります。
決して今の職場だけが全てではありません。必ず今よりも幸せになれる職場がどこかにあります。
仕事は人生のパートナーです。
安易に腰を落ち着けないでください。
諦めずに行動した人にだけ、清々しい朝が来ます。
仕事が遅い人の理由③どうしても早く動けない人
仕事を急ぐのが苦手、マイペースじゃないと行動できない。
まれにこういった人もいます。
しかし、パワハラを一番受けやすいのがこのタイプの人です。
仕事の質も並、どうしてもゆっくり。
普通の人から見れば仕事はしているのだからどうこうすることもないと思います。
ですがパワハラ上司からしたら役立たずに見えるのか「おまえ本当につかえねーな」と暴言を吐く場面を見たことがあります。
仕事のスピードを上げず、真面目にマイペースで働くという観点で解決法があります。
解決方法|マイペースでも標的にされないために
まわりを味方につけてください。
これ、意外と重要です。
まわりを味方につける優先順位は、職場で地位の高い人。パワハラ上司よりも上の立場の人に気に入られれば最高です。
もっと身近な立場の、仕事ができる人などに気に入られましょう。
ここでいう気に入られるポイントは、仕事の能力ではなく、人として気に入られるところにあります。
親しい人が仕事をしていたら、大抵の人はふとした拍子に手伝ってくれたりします。
仕事ができる人に気に入られてもし手伝ってもらえたなら、想像よりもあっという間に仕事が終わるでしょう。
1人分働くのがキツイと思うなら、周りの人に合意の上で手伝ってもらってください。
一番最悪なのは仕事が遅いために、周りの人に仕事を負担させてしまうことです。
あくまでも合意の上で手伝ってもらうことが大切です。
まとめ:仕事の遅い人がパワハラを回避するためにできること
いかがでしたでしょうか。
パワハラは人間関係の問題ですから、パワハラをしてくる上司になんらかのアプローチをしないと解決することはありえません。
辛すぎて職場を辞めてしまう前に、できることをやってみてください。
その経験は今後のあなたの大きな力になります。
それでもダメなら、そこで初めて仕事を辞める。
そしてもっといい職場へ転職をしてください。