こんにちわ、めぐさんです。毎日ブログを更新しています。
日々の生活のなかで、「なにか面白いものはないかな?」と生き物を調べてみました。
すると、最高に興味深い生き物がいたんです。
見た目がキモチワルイ
「ネズミなんてキモチワルイ!」という人もいるかもしれませんが、雑菌を抜きにして見た目だけ見れば可愛いはずです。
ネズミの見た目といえば、短い毛、キュートな瞳、可愛い口元、長い尻尾などを思い浮かべますよね。
でもハダカデバネズミは、毛がない、目が小さい、エイリアンのような口元、シワだらけの皮膚という見た目をしています。
そして好物が多い雑食のネズミにくらべ、ハダカデバネズミは草食性。
まず、歯がすごいんです!
口に収まりきらないほどの出っ歯。
わたしはウサギを飼っていたことがあるのですが、例えるなら歯が伸びきってしまったウサギの歯がむき出しになっている感じ。
しかも、エサを運ぶ時に下の歯を左右別々に動かすことができるんです。
歯を別々に動かすことができる哺乳類なんて初めて見ました。
そしてネズミはチーズや魚、肉も食べる雑食性なのに比べて、ハダカデバネズミは木の根を食べる草食性という愛らしさ。
毛がない(ハダカである)理由は[ふとん係ってなんだろう?]でお話しますね。
寿命がおどろくほど長い
ネズミは害獣なので、友人からこんな質問をされたことがあります。
「ネズミって何年くらい生きるんだろう?」
ネズミやハムスターなんかの小動物の寿命は3~5年です。
でも、ハダカデバネズミは違うんです。
30年~40年近くも生きます。
びっくりしますよね?
10歳の時にハダカデバネズミを飼い始めたとしたら、最高で50歳まで連れ添うことができます。
まるで家族。
ハダカデバネズミは年を取るごとにしわしわになっていきます。
人間と同じで、なんだか親近感が湧きますね(笑)。
ふとん係ってなんだろう?
集団で暮らしている生き物には役割があります。
女王や兵隊は『ハチ』や『アリ』でよく聞きますよね?
でも『ふとん係』と聞いたときには「えっ?」と思いました。
他に『ふとん係』なる動物がいれば教えてほしいです。
正直ここが惹かれた一番の理由でもあるのですが………。
穴の中で暮らすハダカデバネズミは体温調節ができません。
そのため、子供が生まれると、子供たちを温めるために布団となって地面に寝そべる『ふとん係』がいるんです。
この集まって暖をとるために、ハダカの方が熱を伝えやすいので毛がないと言われています。
デバは今どこにいるのか
上野動物園の小動物エリアにいけば会うことができます。
透明なケースの中でごっちゃりと固まって眠っている様子を見ることができますよ。
友だちや家族で、ハダカデバネズミの外見や役割なんかを話しながら見ると、間違いなく楽しめます。