こんにちわ!めぐさんです。毎日ブログを更新しています。
この記事を見ているということは、あなたは自分のノートに少なからず疑問を持っているんだと思います。
私も色々な方法を調べて試したのですが、分かったのはどうしたら頭を整理することができるのか考えてノートをとるということでした。
ちょっとノートのとり方を一から見直していきたいと思います。
ノートをとる意味
『ノートのとり方』はWEB上で公開されていたり、今や本にもなっていますが、あなたはノートをとる意味について考えたことはありますか?
これを意識してノートをとるのと、とらないのとではかなり差が開きます。
たまにこんなノートを見ます。
①単語を書いただけのノート
建築系の勉強で主に材料の種類などを覚えるために実際にやってみたところ、あまり覚えることができませんでした。
しっかりと覚えることができたのは、材料の使用方法に興味を持って調べたものだけでした。
そして単語を書いただけのノートを見返して思うんです。「これ、ノートとった意味ないな」と………。
単語だけで意味がわからないので、もう一度調べなおすことになります。
②黒板をそっくりそのまま書き写したノート
授業を覚えているうちはいいのですが、時間がたってから見返すと多々意味がわからない部分があることに気づきます。
なのでやっぱり調べなおすことになります。
そして書き写しを繰り返すと気づきますが、黒板や本の内容をそのまま書き写すと記憶にあまり残りません。
なぜそうなるのかは最後の [ 脳のはたらきから考えるノートのとり方 ] で説明します。
ノートをとらずに勉強してみた
わたしは、なるべく早く勉強を済ませて自由になりたい人なので、ノートをとらずに本を読んで覚えようとしました。
しかし、参考書を10ページも読む頃には1ページ目付近の記憶があいまいになってくる感覚を覚えます。
新しい情報が大量に入ってきて、とくに似たような単語や意味などの記憶を整理しきれず不安になるんです。
そして、そのタイミングで思い返すと決まって、似ているものに関しては特にあいまいに記憶しているのがハッキリと分かります。
結局「あれ、これってどういう意味だっけ?」となって、前のページに戻って読み直して時間がかかる………。
ノートをとらずに勉強していくと、ページを読むのは早いけれど、あいまいな記憶が増えることで不安になり、不安な知識を確認するために前のページに戻って覚えます。
そして再び読んでいたページに戻ってきて「どこまで読んだっけ?」と探すことで集中が切れてしまいました。
書いたほうが記憶の定着がよくて、後になってページを戻ることもなくなるので、今では必ずノートやルーズリーフ、メモでもいいので内容をまとめるようにしています。
ノートはインプット?アウトプット?
インプットとは知識を覚えることです。
アウトプットとは覚えた知識を使うことです。
『書く』ということは運動性記憶に紐づける強力なアウトプットです。
運動性記憶とは体の動かし方の記憶で、「ボールの投げ方」や「楽器の弾き方」、「パソコンの打ち方」などの忘れにくい記憶です。
しかし、アウトプットとは覚えた知識を使うことなので、考えずにただ『書く』のはインプットのための手段です。
同じ時間をかけるなら、効果が高いほうがいいですよね。
似たような例として、絵の勉強を参考にしてみます。
絵が上手くなりたいからといって、上手い絵を考えずに模写ばかりしていても効果が低いことが分かっています。
上手い絵にはたくさんの技術が使われています。
上手い絵を模写することで上達したような気になるのですが、何も考えずに模写すると「上手く見せる技術」に気づいていないので、実は上達していないのです。
脳のはたらきから考えるノートのとり方
先ほど運動性記憶のお話を少しだけしました。
「書く」「話す」「行動する」など、自分の体を動すことが、忘れにくい運動性記憶につながります。
なので、考えて書いたことは忘れにくくなります。
だからこそ、整理した情報をノートに書くことで、そのままの内容が頭に入るようにしてあげるといいのです。
さらに声に出しながらノートをとると効果が高まりますが、人の迷惑になりそうなら小さい声でやりましょう。